団体所得補償保険とは
団体所得補償保険とは病気やケガにより長期間に渡って就業が不能になったときの所得を補償する企業の福利厚生制度のことで、ほとんどの場合長期間の保障を目的としています。
通常は会社を通じてのみ加入できる団体保険となっており、加入企業の従業員が病気やケガにより長期間にわたって働くことができなくなった場合に月々の給与の一部が長いもので定年年齢まで補償されるようになっています。
そのため団体所得補償保険に個人で勝手に加入することはできません。
団体所得補償保険のいいところはもらえる給付金が完全に非課税という点です。
会社からの給与は所得税がかかりますが団体所得補償保険では非課税なので加入者にとっては大きなメリットとなります。
また個人で加入できる所得補償保険は精神疾患が保障されませんが、団体所得補償保険では特約などを付加することによってうつ病などの精神疾患についても保障できるようになっています。
なので会社勤めの方などは個人で所得補償保険に加入するより会社が加入している団体所得補償保険に加入した方が手厚い保障が受けることができます。