所得補償保険とは
所得補償保険とは病気やケガによって就業不能になった場合にもらえなくなった給料の何割かを保障してくれるというものです。
就業不能というのは病気またはケガによって医師の治療を必要とし、その結果仕事ができなくなってしまった状態のことをいいます。
多くの保険会社では所得補償保険という形ではなく所得保障特約という形で医療保険などに付加できる形を取っています。
なので所得補償に加入したいと思ったらそれぞれの保険会社の特約をしっかりと把握しておく必要があります。
所得補償保険はサラリーマンよりフリーターや個人事業主など、働けなくなった時に収入に直接影響がある職種の方におすすめのものになっています。
理由はサラリーマンの場合は会社の有給休暇や、健康保険等、就業不能の状況になった時にすでに国や健保から補償されているためです。
所得補償保険にも短期と長期のものがあり、ほとんどの会社では短期で保障する物を扱っているようです。
また所得補償保険には就業不能になってから一定期間保険料の支払いが行われない免責期間というものが設定されています。
この免責期間が短いほど保険料を受け取れることが多くなるのでその分保険料は高くなります。
長いものでは半年など設定されているものもあります。
所得補償保険に加入する際にとても重要なポイントになるので覚えておいてください。